勝俣美秋の和楽日記

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鍛えられた身体。

日本には、国がやっている、いわゆる俳優養成所の様なものがない。
訓練の基準の様なものが日本にはない。

あるのがいいということではないが、ないと、何もしない人がほとんどで、それで、経験を積み垢がべとべとにつき、本人だけが気付いていないという役者にたくさんであう。

誰でもすぐに舞台に出られるという、シロウトの時代だ。

何も訓練がされていなくても、何にも鍛えられていなくても、その人に少々の度胸と、世間知らずなところと、うぬぼれがあれば、舞台の質を問わなければ、誰でもすぐに舞台に立つ事は容易だ。
観る側から言えば、無名の劇団や無名のプロデュース公演で面白い舞台に出会う事は至難だ。
何がつまらないかといえば、役者が鍛えられていないという事が、大きな原因の一つだろう。

「観られる」、という緊張の下に、訓練を積んできた人間の身体を持ち合わせていない素人が、平気で舞台に立っている。いくらシロウトの時代だからといって、ちょっと待ってよ、という人が出演している舞台を良く拝見する。

台詞が空中を漂って、空中分解し客席まで届かない。
鍛えられていない身体や声のなんと貧弱な事か。

いくら身体が鍛えられていても、職人主義だけでは役者はダメだ。
それ、+αの何かがないとだめだ。でも、やったからといって、すぐに何かが変わるわけではない。
何かを信じ、+αを含めての訓練を地道にやっていくしかない。

ワークショップオーディションを行ったり、このごろ芝居を観て、そんな事を思い、
次回公演に向け、稽古をしている。

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  1. 2011/08/31(水) 00:11:32|
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