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勝俣美秋の和楽日記

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マクベス、質問1。

先日、終わったマクベス。やはり、有名な本なので、皆様からのアンケートやメールや直接聞かれたりで、質問、話を聞きたいなど多数いただいた。ゆえに、ここ数回のブログはマクベスに触れてみようと思う。

まず、質問が多かったのは魔女について。

マクベスをお読みの方はご存知だろうが、実際本には三人の魔女として、三人しか登場しない。
が、魔女は風を操り一人一人に魔女の手先がいるとある文献に書いてあった。魔女の台詞に、『三度ないたぞぶち猫が』『三度と一度はハリネズミ』『ひきがえるかい』などあるが、この人たちが魔女の手先なのだ。ならば、手先を舞台上に出してしまい、いいは悪いで悪いはいい、の観念にあわせいろいろなことをやってみたらどうかと思い、登場させた。そしてキレイな動きもキタナイ動きも意識的にできるダンサーにすることにした。この企みは、ダンサーの技術、長橋の振り付け、小島の衣装との融合のもと、うまく行ったのではないかと思っている。面白いシーンがたくさんできた。

魔女については客席を見つめる動作をたくさんいれてみた。魔女を鏡的な役目をさせることにより、マクベスの話ではなく、あなた自身のお話だ、との効果をねらってみた。本当は舞台美術を全面鏡にしてみたかったのだが、予算が膨大にかかる為断念した。結果、魔女の役割にしてよかったのではないかと思っている。あと、魔女は風を操るといわれており、マクベスの原作にも船を風で沈没させた、などかかれているが、わらくの魔女たちは、風を吹かせたり、風が吹くと笑ったり風をイメージさせる動きをすり足でやったりした。最初の客入れの時と客出しも風の音だ。つまり、魔女はどこにでもいるしいつでもみてる、イツモイマノオマエヲミテイルという存在にしてみた。だから、僕は、原作には書いてないところでちょいちょい登場させた。その、いつでもみている存在を、神といっても、運命といっても、お天道様といってもいいだろう。だから、どこにでもどんな形でもジユウジザイに出てくるのが魔女!

いいは悪いで悪いはいい。

だいたい魔女たちの台詞は、わけのわからんことをいっている。本当に意味のわからんことを。
これを俳優なり演出家がどう理解し、どう見せるかが魔女の難しさだ。リアリティをもって演じても面白くないし、いいは悪いので、ただ怖いだけではしょうがない。情報社会でなんでもしらべればわかり、わかりやすいものがよしとされどんどんと重層性がなくなっている現代、見えるわかるものしか信じず、見えないものやわからないものへの畏敬や畏れがなくなってしまった現代へのアンチテーゼとして、よくわからない、ナニカエタイノシレナイモノを出した。だから、女性が坊主で白塗りでいいのだ。客席をガン見してもいいのだ。台詞なんかわからないままでいいのだ。わけがわからないんだから。とにかく、エタイノシレナイモノがイツモオマエヲミテイル、のだ。だから、受付のお姉さんも最後は白塗りなのだ!!

そんなこんなの魔女、でした!
次回は、賛否両論!!選曲について触れてみようかと!
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  1. 2012/12/01(土) 14:44:55|
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大人のためのワークショップ。

流山児祥さんが行う、おとなのためのワークショップというものに参加してきた。

いわずとしれた、流山児事務所の代表、演出家、俳優。天下御免のアングラの帝王!!

実践形式の素晴らしいワークショップだった。6日間で、寺山を遊び尽くすという企画。

題材は寺山修司の「地球空洞説」という本を、流山児さんが構成を入れて40分くらいの芝居にして、最後はお客様を呼んで発表会をする、という実践形式のワークショップだったで、参加者には初舞台という方も4名もいたが、ほぼ、現場だった!!

流山児さんの稽古場でのたたずまいを見れたことが、よかった。
どんな状況でも手抜きをしない、一番動きまわり汗だくになって、演出をしている姿は圧巻だった。
そして、仰る事は、単純化されており決して難しくない。が、ものすごい深さを感じる。とにかく、役者への負荷のかけかたが半端じゃなく、いろいろなやり方を知っているというか、その場でおもいつくのだろうか、とどまることをしらず、どんどんと動いていく。天才だ!!と思った。

僕にとっては、恐れ多く、劇場でもお姿を拝見するだけで、佃さん(佃さんもおそれおおい方なのだ!!)からお話を伺ったりするだけの、とーい存在だった流山児さんが打ち上げの席で、「カツマター、おまえだ、こっち来いよ!」と大声で呼んでくださり、先日、佃さんも出演していた「さらば豚」の題名を「豚と軍艦」と間違えてしまう失態をしながらも、目の前でお話ができた。その際も、ものすごい真剣に芝居の話をしていた。かっこいい。昨日、Space早稲田演劇フェスティバル、流山児事務所オープニング公演「イロシマ」を観劇。その後、「飲んでけ」との流山児さんのお言葉に甘えて、ずーずーしく劇場打ち上げに。

その席で、演出者協会が行っている、演劇大学in千葉の流山児さんが行う、演出家・俳優に対するワークショップのお話があり、「演助的なところで、おまえ手伝えよ。」と仰っていただき、流山児さんの仕事を手伝う事に!!千葉の皆さま、流山児さんのワークショップ、素晴らしいですよ、是非!!もれなく、僕もいます!劇場打ち上げの帰り際には、「お前がやれよ、ワークショップ。考えて。できるだろう。」冗談だか、本気だかわからない一言!?

演劇とは出逢いだというが、流山児さんのワークショップに参加させていただいた事で、なんだか、ありがたすぎる出逢い。こんな事、あんまりないからね、めちゃくちゃ大事にしよう!!!

今日は、佃さんと流山児さんが飲んでいる模様・・・。すげー。
  1. 2012/07/16(月) 01:34:00|
  2. 未分類

ン・バボ!

立ち稽古、始まりました!

DMを送らさせていただいた皆様は、ご存知と思いますが、DMと一緒に送らさせていただいた、ご挨拶文を稽古日記に掲載します。

今回も劇団わらくの高須書き下ろす新作をお届けします!今回の題名で今までで僕が生きてきた中で、おそらく皆様の今までの人生の中でも使ったことのないであろう言葉があった・・・ン・バボ!。なんだこれは?と思い、ン・バボという言葉?音?を調べてみる。音楽用語ではないらしい。広辞苑第六版にも、もちろんのっていない。なんなのだ・・・高須に聞いたところ、ン・バボ、とは高須の中では肯定的な、前向きなモノであり、そういう意味合いで、ン・バボは高須にとって、何故かリアリティのあるものなのだそうな。
そこで考えた・・・ 。しりとりではンは敗北を意味し、五十音の中でもンは終わりだ。だが、終わりであって終わりでない、ンの後にはバボ!がある、的なことではないか、ン・バボ!には、人間のしたたかさや生命力、新たな世界への第一歩、挑戦、など・・・こんな含みがあるのではないかと。そしてン・バボ!は、今回の芝居の登場人物の根底に強く流れていなくてはいけないモノではないか、いや、今、日本で生きる僕たちの根底に強く流れていなくてはいけないモノなのではないか、と。
『希望とは、危険に打ち負かされることなく、危険と共に生きる能力であり、障害が克服できそうにないと見えるときでも、それと闘おうとする意志である。』
ある書物に書いてあったこんな言葉を思い出した。

皆様が、よし!ン・バボ!となるような芝居を創れるよう、がんばるぞい!
  1. 2012/05/09(水) 01:13:05|
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原始力~ゲシュタルト~ン・バボ!顔合わせ。

原始力~ゲシュタルト~ン・バボ!始まりです!

まずは、顔合わせ。代々木上原の笑助様で。


長橋は、劇団離風霊船のスズナリでの公演に参加しており本番中で顔合わせには来れず。高須は、ぎりぎりまで執筆をしており途中から参加。でしたが、始まりました。顔合わせ風景。

原始力 顔合わせ

左から、わらくの木村、牧田、お誕生日席は客演の岡崎さん。
その右隣りは、顔うつってなくてすみません、前回に続き、遠山君。
その横には、千葉公演のみ出演の、千葉県の成田市、佐倉市で活動をしている演劇企画集団88の平山ゆいちゃんがいるのです。手前、さりげなくVサインだがばっちりうつっているのは、客演の新井ちゃん。一番手前の頭は、演出助手をやってくれる中尾君。

他、わらくの小島、内田、大迫は、端でお酒を作ったりしているので、うつっておらず。かいがいしい・・・。


物を創るという事は、いつも暗闇から手探りで始めなくてはいけない。
正解はないのだろうが、この座組みで、この時代の、この瞬間に創りだしたものとしては、一番妥当なのではないか、というアタリをつけるために、多いに迷い創り壊し、やっていきたいと思う。アタリをつけても、次の瞬間には、違うんじゃないかと疑いが始まるが・・・。 千葉の、大千穐楽まで、挑戦し続けて行きたい。


ン・バボ!!
  1. 2012/04/16(月) 16:26:48|
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ワークショップオーディション告知。

劇団わらくでは、2012年6月の東京、千葉公演の出演者を募集し、ワークショップオーデションを開催致します。

ワークショップの講師は、劇団わらくの演出担当の勝俣美秋が行います。

旅公演もある今回の舞台、本気で一緒に舞台を立ち上げてくれる仲間を募集しています。

ワークショップオーディションでは、舞台上で芝居をする上で必要な身体に対しての集中力を養う為の、劇団わらくの訓練方法をいくつか実践していただきます。
また、実際に台詞を言ってもらい、俳優が台詞を言うという行為=書き言葉の音声化とはどのような作業を経て行うのかなどのカリキュラムを行います。

経験不問です。皆さまからのご応募、お待ちしております。


下記をクリックしますと、ワークショップオーディションの詳細が確認できます。

次回出演者ワークショップオーディションのお知らせ

  1. 2012/02/08(水) 23:24:12|
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